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石原内科

リハビリテーション科

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健康だより 【バックナンバー】

厚生労働省より「平成16年 国民健康・栄養調査結果」発表

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
予備軍も合わせると、中高年の男性では2人に1人、女性では5人に1人

(メタボリックシンドロームについてはQ&Aコーナーをご覧下さい)

「隠れ肥満」ともいわれる内臓脂肪型の肥満に高脂血症や高血圧、高血糖の症状が重なると、それぞれは深刻でなくても心筋梗塞や脳卒中などに進行する危険性が高まる「メタボリックシンドローム」について、 成人の男性23%、女性9%が該当し、一歩手前の予備軍まで含めると男性46%、女性17%にのぼることがわかりました。
40〜74歳では、予備軍まで入れると男性52%、女性20%となり、中高年男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドロームあるいはその予備軍ということになります。

メタボリックシンドロームの状況(20歳以上)

メタボリックシンドロームの診断のための基準となる腹囲(男性85cm,女性90cm以上)では,その他の基準項目である血中脂質、 血圧、血糖のいずれかのリスクを2つ以上有する割合が高く、メタボリックシンドロームと診断される者が多くなります。

他にも運動習慣のある人の割合が男性の20-50歳代、女性の20-40歳代で特に低いことや、男性の40%、 女性の50%が脂質を摂り過ぎていることなど、多くの問題が示唆されています。

以上より、体重増加、ウェストがきつくならないように注意し、そのためには日頃の食事、運動が重要であるといえます。

食事は,脂ものを控えて腹八分目!
運動は,意識して毎日体を動かす習慣を!
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