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石原内科

リハビリテーション科

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健康だより 【バックナンバー】

インフルエンザ、今年は流行が早い!

インフルエンザ、今年は流行が早い!!
インフルエンザワクチンはお早めに(予約もしています)

今年のインフルエンザの発生は例年より早く、西区でも10月から11月にかけすでに幾つかの小学校で学級閉鎖がありました。

日本でインフルエンザが流行するのは「気温が低下し空気が乾燥する冬季」と言われ、例年1月後半から3月にかけて流行のピークがあります。
今年のようにまだ暖房のお世話になることのないこの時期に学級閉鎖とはビックリです。
国立感染症研究所の10月下旬の全国調査でもインフルエンザの患者数は過去10年間で最多と報告されており、流行の恐れがあります。

インフルエンザにかかると、典型例の場合、感染してから1〜3日間の潜伏期間を経た後に、突然の発熱(通常は38℃以上)、頭痛、倦怠感、筋肉痛・関節痛等の症状で発症し、次いで咳、鼻汁などの上気道炎症状が続きます。合併症等がなければ、約1週間の経過で軽快するものの、高齢者や基礎疾患をもっている場合は、原疾患の悪化とともに呼吸器に二次的な細菌性肺炎を起こす場合があります。

人ごみを避けたり、患者との接触を絶って感染の機会を減らすとか、寒気をさけて十分な栄養と休息をとって体力を保つとか、うがいや手洗いを励行するなどの一般的な予防方法は消極的ですが効果はあり、是非とも心掛けるべきことです。

そして、インフルエンザにかからないためにも、もしかかっても軽症ですむためにも、インフルエンザワクチンをうっておきましょう。
ワクチンの効果が期待できるのは接種後2週から3〜6ヶ月までと考えられています。
インフルエンザワクチンの予約は(978−2727に)

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